今日の「俺のキャンプ入門」はテントやタープの設営に必要なペグとペグハンマーのお話です。
テントやタープはペグが命です。
キャンプを始めて最初の頃はテントやタープに付属しているプラスチック製のペグやアルミ製の細くて短いペグを使う方が多いと思います。「なんか頼りないけど一応あるんだしキャンプ道具も他に欲しいものが沢山あるのにペグなんかにお金かけてる余裕ないよ!」って思いますもんね?
俺もキャンプを始めた学生時代はペグの重要さに気づいていませんでした。当時はタープなんて持っていなくてテントだけでしたし、「テント設営後は中に荷物入れとけばペグや張り綱なんてしなくても飛ばないだろう。」と思っていました。
でも何度かキャンプに行っていると砂まじりの緩い土地に設営する時や雨で地面がぬかるんできた時に頼りない短いペグだと抜けてしまうことがあります。
自立するテントやスクリーンタープならまだ良いのですがヘキサやレクタ、ウイング系のタープではペグがしっかり効いていないと設営が困難で張れたとしても雨や風で倒壊してしまう危険があります。
いや、自立するテントやタープだとしてもしっかりペグを効かせて張り綱をピンと張っておかないと弛んだ生地に雨水が大量にたまってその重さで生地が破れたり、突風によりポールを破損するなんてこともありえるのです。
だから本当は初めてテントやタープを買うときに一緒にしっかりと頼れるペグを揃えるのがお勧めなんです。せっかく買ったテントやタープを壊したくないですもんね?
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ペグの種類
ペグにもいろいろな種類があります。素材も鉄、ステンレス、アルミ、チタン、プラスチックなどなど。形状もいろいろあります。
プラペグ
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テント・タープ部品 ペグ プラペグ 23cm 4本組M-7158
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ピンペグ
スノーピーク(snow peak) ジュラルミンペグ 6本セット R-043-1
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Vペグ
スクリューペグ
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テント・タープ部品 ペグ スパイラルペグM-9203
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鍛造ペグ
エリッゼ(ELLISSE) 鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm レッド粉体塗装 8本セット MK-280RD MADE IN JAPAN
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コールマン パワーマスター スチールソリッド ペグ 30cm 170TA0120
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鍛造ペグ 焼入れ バリイチゴ屋 テントペグ キャンプ設営用具 黒カチオン電着塗装 20CM 6セット (20CM)
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俺のお勧めはズバリ鍛造ペグ!
キャンプにとって非常に重要なペグですがいろいろな種類があって迷いますよね?かといって何種類も買い揃えたら持っていくのも大変です。そこで一番オールマイティーで扱いやすい鍛造ペグをお勧めしたいと思います。鍛造とは赤く熱した鉄を叩き鍛えて作る製法で作られたもので非常に硬いんです。地面にペグを打っていくと時々石に当たって打ち込めなくなることがあります。細いアルミのペグやプラペグではそこで止まってしまったり、ペグが曲がったり破損してしまうこともあるのですが、鍛造ペグだと力いっぱいハンマーで叩いてやると小石程度なら砕いてどんどん打ち込めます!長さも何種類か選べるので用途によって使い分けましょう。俺はドームテントには30cm、ヘキサタープには40cmを使っています。キャンプ場ごとに地面の状況は様々ですがこの組み合わせなら大体のキャンプ場で問題なくペグが機能してくれます。ちなみに俺が使っているのはsnow peakのソリッドステーク。通称「ソリステ」と呼ばれているペグです。今ではいろいろなメーカーから出ている鍛造ペグですが、俺が購入した当時は鍛造ペグと言ったら「ソリステ」しか見当たりませんでした。
スノーピーク(snow peak) ペグ ソリッドステーク 30 R-103
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スノーピーク(snow peak) ペグ ソリッドステーク 40 R-104
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スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク30(6本セット) R-103-1
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デメリットもあります。
非常に扱いやすい鍛造ペグですがデメリットもあります。重くて嵩張るところです。なので公共機関や徒歩で移動するキャンプにはお勧めしません。あくまでも車で移動するキャンプへのお勧めです。
ペグハンマーも重要です!
お勧めした鍛造ペグですが、ガンガン叩けてグイグイ地中に入っていくのですがそれにはやはりガンガン叩けるペグハンマーが必要です。テントに付いてくるペグハンマーでは軽すぎたり強度がなかったりして、せっかく頑丈で長さのある鍛造ペグを最後まで地面に打ち込めないことがあります。俺のお勧めはsnow peakの「ペグハンマーPRO.C」です。
スノーピーク(snow peak) ペグハンマー PRO.C N-001
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こちら、しっかり重さがあり力強くペグを打ち込むことができるのですが、先端に銅のヘッドが付いていてペグを叩いたショックをかなり軽減してくれるので手にかかる負担を和らげてくれます。また赤いループを手首にかけてヘッドと反対側の尖っている方をソリステのヘッドの穴に入れてひねりながら引き上げると「するする」っとペグを地面から抜くことができます。ペグを打つのも抜くのも完璧にこなす素晴らしいペグハンマーです。
ペグハンマーPRO.Cのヘッドを交換してみます。
ちなみに使っていくとハンマーのヘッドはだんだんと歪んでつぶれてきます。我が家の長年(10年位経つかな?)使い込んだペグハンマーPRO.Cのヘッドはこんなに歪んでしまいました。↓
でも大丈夫!もともとこの部分は消耗品のため ちゃんと交換用ヘッドが用意されています。
スノーピーク(snow peak) 交換用 銅ヘッド N-001-1
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ヘッドを固定するためのピンと、古いピンを抜くための押し出し棒もセットになっています。
我が家のペグハンマーPRO.Cを産まれ変わらせます。
わお~!やっぱり新品のヘッドはいいですね~!(笑)
古いヘッドさん、長い間お世話になりました。ちょっと注意点があるのですが我が家のヘッド位に歪み過ぎてしまうとヘッドを交換する時にピンがうまく抜けずにピンを押し出すために付いてくる棒が曲がってしまってすんなり交換できなくなってしまいます。そうなるとドリルでピンをもんで抜く等の技術が必要になってしまいますので、皆さんはここまで歪む前の交換をお勧めしますよ~!
皆さんもお気に入りのペグとペグハンマーを見つけてみてくださいね~!
今日の「俺のキャンプ入門」はペグとペグハンマーのお話しでした!
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